関西福祉科学大学、関西女子短期大学の在学生による、
小学生対象「学習サポート」を8/7(水)~8/9(金)の3日間、玉手山学園内にある施設「立教館」にて実施しました。
・小学生の3日間ののべ参加人数は168名
・本学学生・生徒の3日間ののべ参加人数91名
玉手山学園は大阪府柏原市と包括連携協定を結んでおり、
その一環として、柏原市に住む小学生を対象に実施しました。
小学生対象「学習サポート」は、昨年に引き続き、今年で3回目の実施になります。
柏原市内の小学生たちが、様々な学部・学科から集まったボランティア学生と高校生のサポートのもと、
夏休みの宿題を取り組み、立教館にて学びを深めていました。
参加した小学生の保護者からは
「家ではなかなか集中して宿題に取り組むことが難しいので、勉強できる環境を作ってもらえて有り難かったです。」
「子供が3日間とても楽しかったと言っているので。学生さんの名前も覚えて帰って来ていたので、しっかりコミュニケーションを取って下さっているんだと思いました。」
「大学生のボランティアスタッフの根気強さに脱帽」といった多くの素敵なコメントをいただきました。
学生・生徒たちも普段授業の中では体験できない「小学生とのコミュニケーション」に試行錯誤しながらも、
勉強を教えたり、時には遊んだりと、両者ともに充実した3日間を過ごしていました。
今年度は地域連携クラブの学生が主体となり、企画から運営まで行っていただきました。
企画・運営に始めて携わる学生が多かったので、彼らの中で苦労した一面もありましたが、
彼らの成長に繋がったのではないかと思います。
「学習サポート」を実施した場所は、学校法人玉手山学園内にある立教館です。
「立教館」は、文政13年(1830年)、頼山陽(らいさんよう)に学んだ国分村の柘植常熙(つげじょうき:葛城)が郷土の子弟にも教育を受けさせようと、
地元の有志を募って建てた私塾で、後に国分小学校としても利用され、昭和22年に大阪府指定の史蹟に指定され、柏原の文化財となりました。
昭和39年(1964)に玉手山学園に永久保存を条件に移転の同意を得るに至り、現、学校法人玉手山学園に移築され、60年の年月が経ちました。
今年もこの記念すべき施設で、子どもたちの学習サポートを開催できたことを嬉しく思います。
ご参加・ご協力いただきました皆さま、学生・生徒ボランティアのみなさん。
本当にありがとうございました!